知の力日記帳

6人の知の力を集めて「生きる」力を説き起こします。

第18回:第1章 個の話 第2話(5)

f:id:chinochikara:20120419085025j:image:w120:right理屈は何でも良い、何かしたい。
知の共有をしようと6人が集まりました。

知を共有する6人の縁を広げ、6人の経験知を徹底的に共有し、6つの視点から「生きる」力を説き起こします。

どなたもお気軽に。コメントをお待ちしています。

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「生きる」力! ~不可思議な6? 空(くう)の中身~
第18回:第1章 個の話 第2話(5)
~人間は戦う細胞である!~


f:id:chinochikara:20120429065132j:image:w118:right1966年、アメリカで「Fantastic Voyage」という映画が制作されました。日本題「ミクロの決死圏」である。人間が小さくなって血管の中に入り込み、病気を治すという話です。

これもまた、夢がありますね?

具体的な内容は、冷戦時代のアメリカで物質の縮小技術が研究されていたが、縮小が保たれる時間は、たった60分だった。60分を超えると元に戻ってしまいます。

アメリカはこの限界を打破する技術を開発した東側の科学者を亡命させたが、敵の襲撃に遭い彼は脳内出血を起こしてしまします。そこで、医療チームを乗せた潜水艇を縮小して体内に入り、60分以内に治療ができるかという、ストーリーです。

動脈を通って、脳へ向かう途中、乱流に巻き込まれた潜水艇は頸静脈に入ってしまい、脳内に行けなくなってしまった。そこで無線で連絡し、60秒間だけ心臓を電気ショックで止めて、何とか静脈から右心房へ、そして肺を通って内耳へたどり着く。

やっと脳内出血の幹部を見つけたが、時間は、あと6分しかない。

まさに、66年の映画は、60分、60秒、6分で・・・・・。

不可思議な映画です。