知の力日記帳

6人の知の力を集めて「生きる」力を説き起こします。

第22回:第1章 個の話 第3話(2)

f:id:chinochikara:20120419085025j:image:w120:right理屈は何でも良い、何かしたい。
知の共有をしようと6人が集まりました。

知を共有する6人の縁を広げ、6人の経験知を徹底的に共有し、6つの視点から「生きる」力を説き起こします。

どなたもお気軽に。コメントをお待ちしています。

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「生きる」力! ~不可思議な6? 空(くう)の中身~
第22回:第1章 個の話 第3話(2)
~60兆の細胞を持つ人間が60年も生きると、その経験は広く深い。~


たとえば、あの可愛らしいハムスターの寿命は1~2年と短く、あの大きなゾウは70年もの長さを生きます。同じ動物なのに、なぜこんなに寿命の長さが違うのでしょうか?

答えは、どうしても脈拍のスピードによるようです。
ハムスターは速く呼吸し、象はゆっくり呼吸します。
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研究によると、ハムスターや象などのほ乳類と鳥類は、一生の間に約15億回心臓を動かします。ハムスターの短い一生の間の心拍数と象の長い一生の間の心拍数は、同じ約15億回です。

1分間に、ハムスターは約500回の脈拍数、象は約40回の脈拍数ということになります。

通常、心臓を動かすスピードは身体の小さい動物のほうが速く、逆に身体の大きな動物ではおそくなっているそうです。あの大きな鯨は、一部の個体が150歳から200歳まで生きることが知られています。

人間五十年、下天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり。ひとたび生を得て滅せぬもののあるべきか」。織田信長の好んだ舞として知られている平家「敦盛」の一節です。

人生50年から人生60年、そして人生100年の時代を迎えて。
「敦盛」の舞が流行した15世紀の室町時代から600年、21世紀の現代は長寿の時代ですから、いろいろ経験し社会に貢献したいですよね。