知の力日記帳

6人の知の力を集めて「生きる」力を説き起こします。

第23回:第1章 個の話 第3話(3)

f:id:chinochikara:20120419085025j:image:w120:right理屈は何でも良い、何かしたい。
知の共有をしようと6人が集まりました。

知を共有する6人の縁を広げ、6人の経験知を徹底的に共有し、6つの視点から「生きる」力を説き起こします。

どなたもお気軽に。コメントをお待ちしています。

・・・・・・
<< 第1回はじめに(1) < 前回に戻る


「生きる」力! ~不可思議な6? 空(くう)の中身~
第23回:第1章 個の話 第3話(3)
~60兆の細胞を持つ人間が60年も生きると、その経験は広く深い。~


2012年6月6日(水)15時35分、ご入院先の千代田区の杏雲堂病院で、「ヒゲの殿下」の名前で親しまれた三笠宮家のご長男、寬仁親王殿下がご薨去されました。6月14日には、豊島岡墓地斂葬の儀が執り行われました。殿下は66才であった。6つのペルソナを持つ著者の一人はある社会福祉法人の監事をしていますが、殿下は当該法人の総裁でした。

著者が所属する日本ナレッジ・マネジメント学会の国際会議、第1回TKF(The Knowledge Forum)では、アナトリア文化についてご講話に御成になりました。殿下の国民との真摯な関わりは、いろいろなところで語られています。

武勇伝も数多く、皇室を離脱して社会福祉法人の支援に邁進したい・・・民簡人として生まれていたら、政治家や会社の社長になっていただろう・・・アルコール依存症・・・社会福祉法人の運動会に参加し、運動場に自ら立ち、マイクを付けて、手振り身振りで参加者に号令を掛ける姿が今でも目に浮かびます。

ガンと闘いながらの殿下のご活躍に触れれば、あらためて60年を振り返りたくなります。60歳の還暦で何ができるのか?

60歳から第二の人生は、若者の将来に使いたいとの思いを強くしています。