知の力日記帳

6人の知の力を集めて「生きる」力を説き起こします。

第36回:第1章 個の話 第5話(2)

理屈は何でも良い、何かしたい。
知の共有をしようと6人が集まりました。

知を共有する6人の縁を広げ、6人の経験知を徹底的に共有し、6つの視点から「生きる」力を説き起こします。

どなたもお気軽に。コメントをお待ちしています。

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「生きる」力! ~不可思議な6? 空(くう)の中身~
第36回:第1章 個の話 第5話(2)
自己超越


経営学で習ったマズローの欲求5段階説の最上位「自己実現」の上には、6段階目の「自己超越」と呼ばれる段階がありました。

さて、よくよく考えると、単に相対する他人という利他的欲求(コミュニティ発展欲求と称されています)だけではなく、より多くの人達に対する貢献があると思われます。そう考えると、関係を社会に広げる社会貢献的願望があってもよいのではないでしょうか?

社会貢献には、私たちが生きている大地に対する貢献も含み、言わば地球環境に対する配慮も含まれています。これらは「ガイヤとの共生願望」と言い換えることもできるでしょう。最終的には、人の心は無限に大きく、無我の境地や達観願望に行き着きます。ここでは「空の願望」と表現することにします。

このブログのタイトルが【「生きる」力!~不可思議な&?空(くう)の中身~】とした所以(ゆえん)でもあります。

人の欲求は果てしなく、そして、人は欲求だけではない、何か将来に対する、また、人に対する、望みや期待を持っています。それは、人の優しさであり、人の性(さが)でもあります。それこそが人としての存在価値であると考えます。

これらを表現したく、私たち6人は、マズローが提唱する「欲求五段階説」の拡張に挑戦することにしました。