知の力日記帳

6人の知の力を集めて「生きる」力を説き起こします。

第37回:第1章 個の話 第5話(3)

理屈は何でも良い、何かしたい。
知の共有をしようと6人が集まりました。

知を共有する6人の縁を広げ、6人の経験知を徹底的に共有し、6つの視点から「生きる」力を説き起こします。

どなたもお気軽に。コメントをお待ちしています。

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「生きる」力! ~不可思議な6? 空(くう)の中身~
第37回:第1章 個の話 第5話(3)
自己超越


人の欲求は果てしなく、そして、人は欲求だけではない、何か将来に対する、また、人に対する、望みや期待を持っています。それは、人の優しさであり、人の性(さが)でもあります。それこそが人としての存在価値であると考えます。

私たち6人は、マズローが提唱する「欲求五段階説」の拡張に挑戦することにしました。


【マズローの欲求五段階説の拡張図】



前回でも述べましたとおり、自己超越の段階である関係を社会に広げる社会貢献には、私たちが生きている大地に対する貢献も含まれていて、言わば地球環境に対する配慮も含まれています。

これらは「ガイヤとの共生願望」と言い換えることもできるでしょう。最終的には、人の心は無限に大きく、無我の境地や達観願望に行き着きます。ここでは「空(くう)の願望」と表現することにします。

それでは、無我の境地や達観願望であるところの「空(くう)の願望」とは、いったい何を意味しているのでしょうか?

次回では、このブログのタイトルにもなっている「空(くう)」の中身について、見ていくことにしましょう。